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置き型二酸化塩素とキエルキン噴霧の違いについて

先日のニュースにて、消費者庁が「二酸化塩素を利用した空間除菌を標ぼうするグッズ販売業者17社に対する景品表示法に基づく措置命令について」を発表しました。

 

 置き型二酸化塩素については2010年にも独立行政法人国民消費センターより効果の継続性等々について疑問符が投げかけられておりました(http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20101111_1.pdf)。以上内容については弊社でも把握しておりました。

 

 二酸化塩素は次亜塩素酸(キエルキン)と同様、ラジカル反応により対象物を酸化分解します。このような物質の特徴として、自身より酸化還元電位の低いものが周辺にあるとその力を失う、という特徴があります。即ち、空気に含まれる菌や有機物、酸素等の、二酸化塩素より酸化還元電位の低い物質が酸化対象となりますので、二酸化塩素はどんどんその力を失っていきます。

 

 メーカー側としては、ゲルに含ませておけば芳香剤同様に成分を徐放して、長い期間殺菌成分を飛ばし続けるだろう、という事だと思いますが、芳香成分とラジカル物質は全く異なったものであり、同様な挙動は期待できません。

 

 まずあの製品容積では包括できる総量自体が少なすぎることがあげられます。芳香成分が感覚に「よい香り」と訴えかけるのに必要な量と、ラジカル成分の除菌に必要な量が異なります。またラジカル種は反応が大変早く、放たれると同時に空気中の成分と反応して次々に無効化され、部屋全体の殺菌効果を期待する事は難しいのです。これはプラズマ系加湿器にも同様のことが実験により示唆されています。(http://www.radical-labo.com/contents/upload-docs/2014217111745.pdf)。

 

 以上を踏まえて、弊社はキエルキンを噴霧器により水粒化して、それを器としてラジカル種である次亜塩素酸を遠くに運ぶ、という手法をとっております。次亜が入った「水粒という器」は噴霧器がオンである限り絶え間なく、一定濃度で室内中に放出されます。それが部屋の隅々まで届き、除菌作用が発揮されていることは2012年に某食品製造会社がキエルキンを用いて行った実験により実証されています。また、2013年4、5月に福岡県の遠賀中間医師会おんが病院との共同実験により、HCUにおけるキエルキン噴霧で、1時間で4割の空間の菌を減らしたという実験結果が出ており、第26回 日本外科感染症学会総会にて末廣剛敏副院長により発表済みです(http://www.med-gakkai.org/26jssi/pro/pro-02.pdf)。さらに、同病院における2014年3月の実験において、霧化キエルキンと空気を、一定容量の筒内を約10秒通過させる事で、菌量がおよそ9割減らせる事を実証しました。

 

 以上より、置き型二酸化塩素製品とキエルキン噴霧による除菌は全く異なることを通知させて頂きます。

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