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パナソニック「ジアイーノ」とキエルキンの空間噴霧の違いについて

最近お客様からよく表題の件の質問をいただきます。パナソニックさんがジアイーノを出してきたけど、キエルキン大丈夫なの?と。

 

同じ次亜塩素酸製品を大手がだしてきたら、うちは今後厳しくなるんじゃないかと。

 

ご心配ありがとうございます!キエルキン噴霧とジアイーノは
全くコンセプトが異なりますので大丈夫です!今回はその説明をさせてください。

 

まずキエルキンの空間噴霧ですが、超音波加湿器により強制的にキエルキンを飛ばし、部屋の隅々まで除菌、消臭を行うことを目的としております。

 

ジアイーノに関しては機器内で次亜塩素酸を発生させ、ファンによって風を当てて気化させながら除菌・消臭をするというシステムです。

 

①ジアイーノの有効塩素濃度は5-15ppm(キエルキンは50-80ppm) 

*10ppm前後では不活化の難しい菌、ウイルスは多数存在します。特に空間噴霧をすると塩素濃度は初期値より相当希薄になるので、さらに特定の菌、ウイルスに対して効果を出すのは難しくなるでしょう。

 

②ジアイーノは気化式により次亜を空間に放ちます(キエルキンは超音波式により強制的にミストを作り出します)。

*気化式と超音波式では加湿能力が全く違い、弊社試験では晴天日にておよそ気化式:超音波式=1:8くらいの差が出ました。気化式は外部湿度に依存しますので、湿度が高い日はほとんど気化することができません。

 

③ジアイーノの次亜塩素酸は弱アルカリ性で、次亜塩素酸の力をいちばん発揮できる弱酸性領域ではありません。

 

有効塩素濃度、加湿量、次亜塩素酸自体の強さ・・・
どのポイントでもキエルキン空間噴霧が劣るところはありません。

 

ジアイーノのよいところは塩タブレットを投入することで機器内で簡単に次亜塩素酸を作れることです。キエルキンのように弊社工場で作成して、毎回発送するという手間は省けます(ここは正直羨ましいところです)。

 

しかしながら機器内で次亜塩素酸を発生させるための装置が組み込まれているわけですが、10ppm前後という低濃度の次亜塩素酸を発生させるだけでも「数年に一回交換が必要である」とマニュアルに掲載されています(交換ごとにコスト数万円かかります)。交換しないと次亜塩素酸は発生しなくなるのでこれは必ず守らなくてはなりません。

 

また次亜塩素酸が水補給タンク内にはもちろんはいりませんので、マニュアルに「タンク内を毎日清掃」とあります(菌が発生するためです)。キエルキンに関してはタンク内にキエルキンを満たすため、雑菌は一切発生しないのでその必要がありません。

 

またジアイーノは「喫煙環境で利用できない」というのも次亜塩素酸の消臭力からすると非常にもったいないと思います。

 

このように製品としての方向性が全く違うこともあって、むしろ弊社としては、パナソニックさんという一流企業が次亜市場に触手を伸ばしてくれたことを嬉しく思っております。

 

科学に長けてない方にとっては、次亜塩素酸の有効性を理解することが難しいですし、信用の証で「ある大手での取り扱い」がなかったことから、市場規模を拡大するのが非常に難しいものでした。

 

そんな中、三洋電機さんが次亜に取り組み始め商品化し、それを吸収したパナさんが引き継いだ形で世に出してくれました。

 

プラズマ系加湿器を使用している方は多いと思いますが、現在の評価は正直厳しいところです。パナさんもナノイーを出しておりましたが、医学会から厳しい評価をいただいたところで今後はジアイーノにシフトしていくのかもしれません。
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0860060723.pdf

 

キエルキンの空間噴霧においてはハム製造会社大手2社(そのうち一社はプロ野球の球団をもっているところです)で試験をしてもらい結果を出し、医師会病院との共同研究によりその内容は外科感染症学会でも発表していただきましたので、疑う余地はないかと思います。

 

さんざん試験しましたが、医師会病院との共同研究では、「ある程度の次亜塩素酸の濃度がないと空間除菌はできない」という結果でした。それで弊社はこの濃度にての噴霧を推奨しております。

 

安全性に関しては200ppmという空間噴霧には使わないほどの高濃度での吸引暴露試験を第三者機関にて行いましたが、毒性なしとの結果も取得しております(ITR Canada study number 75434)。

 

弊社としてはジアイーノという製品を通して、もっと次亜塩素酸が普及してくれればと思っております。ドラッグストアに行くと、除菌剤として機能していないもの、機能していても安全性という面を鑑みると販売すべきでないものはたくさんあり、悲しくなります。

 

様々な薬剤の研究開発に携わってきましたが、弱酸性次亜塩素酸ほど強力な除菌力をもち、虫も殺せないほどマイルドなものは他に存在しません。

 

多量の有機物がない条件であれば、例えば手すりやテーブルの上、おもちゃや食器の除菌などは弱酸性次亜塩素酸一本で済みます。それくらい優れたものなのです。

 

これからも実直に弱酸性次亜塩素酸の有効性を訴え、普及に努めてまいります。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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